投資企画部は店舗開発を手掛ける部署で、私は投資企画課で店内に入るテナント様対応を担当しています。ワンフロアを専有する大型店から、店舗の一角で営業されるような小規模な店舗まで50店舗以上に常時対応し、契約の維持管理をはじめ、問い合わせ対応、退去があれば新たなテナント誘致といったことまで一通り手掛けています。誘致案件など、若手でも責任ある仕事を任せてもらえているので、やりがいは大きいです。
店舗が好きで志望した会社だったので、本部の仕事に就いたのは意外でしたが、管理や誘致のために店舗に行くことも多く、コミュニケーションは欠かしません。現場を大事にしてこそ、お客様にも愛される店舗ができると思っているので、本部所属であっても店舗の方々の目線を忘れず、物事を進めていくよう心がけています。私なりの貢献は、テナント様を通じて現場にもお客様にもWin-Winのフジスーパーをつくること。バランス感覚を大事に、そんな理想を追い求めていこうとしています。

契約に関する業務や、大きなお金が動くテナント誘致の仕事は、知識や経験が問われる世界です。上司や先輩のサポートを受け、また他部署との連携で力をつけてくることができました。
忘れられないのは、新店を誘致した案件です。退店で空いてしまった空白をどうするか、私は何度も現地で情報収集し、どんな店が入ればふさわしいのか部内でも検討を重ねました。最終的に決まったのは100円ショップ。スーパーの売り場面積を少し減らす形になり、会社としても一つの挑戦でした。しかし半年かかって開店したときはうれしく、結果的にお客様にも好評をいただけて、私も達成感でいっぱいになりました。
この先もフジスーパーの魅力を高められるショップの誘致や、現在ご契約いただいているテナント様に長く営業を続けていただくのが私の役目。愛される店舗づくりのため、大きな視点を持って考えていきたいと思います。

就活では「譲れないもの」が何か、はっきりさせておくことが大切だと思います。私は大好きな地元神奈川、そして好きなスーパーマーケットで働くという軸をぶらさず、地元密着型の富士シティオという、ぴったりの企業を見つけることができました。
地元に根付いているからこそ、お客様からの評判や評価もよく届きます。「あれが美味しかったよ」「あの店舗のレジの人は気持ちがいいな」といったお声は、働く上で大きなモチベーションになります。そしてそれらはスーパーで働く一人ひとりが役割を果たすことで、いただけるお声でもあります。みんなの力が集まり、地域に愛される店舗を形にしていけるのがこの仕事の面白さです。